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ランニングブログ「RUNPEACE」編集長のKENBOです。ランブロガーとして様々な情報を提供していきます。

【膝の怪我】膝の内側の故障「タナ障害」と診断されて、しばらくランオフ

どうも!
ランブロガーのKENBOです!
 
ここ最近、走っては左膝が痛くなり、しばらくランオフ。
痛みが引いたので、走ってみるとまた痛くなる。
これを繰り返し行っていたら、とうとう日常生活にも影響してしまいました。
 
病院で診察してもらうと、「タナ障害」と診断されました。
 
今も、治っていないのですが、タナ障害になった経緯と医者から言われた今後について、お話しします。
 
・オーバーワークが原因
 
去年のつくばマラソンでは、練習不足の影響から、後半に大失速してしまい、ギリギリサブ4という結果に終わりました。
 
自分の中では、サブ3.5は死守したかったのですが、大幅なペースダウンで情けない結果となり、すごく悔しかったです。
 
次に控えているのは、4月に行われる、かすみがうらマラソン。
最低でもサブ3.5、目指すは3時間15分切りという高めの目標を掲げ、練習量も月200kmを超えるほどに増やしました。
 
痛みが出たのは、ロング走をした後でした。
 
後半残り5キロくらいで左膝に違和感を感じていましたが、痛くて走れないというほどではないので、そのまま走りきりました。
 
次の日は様子を見ようも思ってましたが、痛みは引いていました。
 
10キロのジョグやインターバルでは、痛みは出ないので、特に気にすることもなかったのですが、ロング走を走り終えると必ず痛み、治ってはまた走りを繰り返していました。
 
徐々に次の日にも痛みが、残るようになり、最終的には、翌日、階段の上り下りすら足が痛くて引きずる始末。
 
痛む場所としては、左膝の内側になります。
最初は鵞足炎を疑ったのですが、指で押しても痛くならなかったので、自己判断ではありますが、鵞足炎ではないと判断しました。
 
皿のすぐ下側を押すと痛みが出ることが分かり、半月板や前十字靭帯、そしてタナ障害を疑いました。
 
不安は募る一方なので、スポーツを専門にしている整形外科で診てもらうことにしました。
 
診察は、すごく丁寧に行っていただきました。
膝を押したり、回したり、深く曲げ伸ばししてみたり。
結果は、膝に水は溜まっていないということ、半月板は問題ないこと、となるとおそらくタナ障害の可能性があるとのことでした。
 
タナ障害とは、膝の皿の下にある「滑膜ヒダ」が関節と皿の間に挟まれることで痛みが発症しているとのこと。
通常、滑膜ヒダは薄いのですが炎症を起こしたことで2〜3倍にまで厚くなり、より痛みを伴うということでした。
 
しかし、先生はこうも付け足しました。
タナ障害というのは判断が難しいらしく、他の原因を探り問題なければ、タナ障害だと診断するらしい。
 
さらに、タナ障害は、痛みが出ていない人でも50%は発症しているということも教えて頂きました。
 
タナ障害をネットで調べてみると、手術している人もいて、心配だったので聞いてみました。
 
痛みが引かない場合は、手術になります。
しかし、膝の手術の中でも1番軽い手術だということ。
あとは、手術しても痛みが出る場合があり、手術自体が難しいということもあるとのことでしたが、その場合は経験の豊富な医師を紹介するので安心してください、と言われ少しはホッとしましたが、手術となると不安になります。
 
ただ、見てもらった所の整形外科にはMRIが無いため、とりあえず様子を見て、そのまま治ればいいし、痛みが残るようなら、1度MRIでみた方がいいと教えていただきました。
 
あと、体の硬さも指摘されました。
主に内転筋と大腿四頭筋が少し硬いため、念入りにストレッチするように言われました。
あとは、大腿四頭筋とハムストリングの筋肉はしっかりと付いているのに対し、大臀筋の割合が少ないこと。
 
筋トレを行なっていたことを告げると、スクワットをやってみてくれと言われ、行なってみると、やり方が間違っている事も指摘されました。
 
スクワットは非常に難しく、注意しなくてはいけない箇所がいくつもあり、独学で行うのはやめた方がいい。
臀筋より、大腿四頭筋に効いてしまっているため、膝に負担がかかってるのも原因の1つだと教えていただきました。
 
これだけ詳しく診察していただき、新しい発見があったのは怪我の功名とでも言いましょうか。
 
しかし、痛くて走れないため、治るまではランオフし、ストレッチに専念していきます。
 
次の診察は3週間後なので、その結果も話したいと思います。