【音楽を聴きながら走るランナー必見】音楽プレーヤー内蔵で完全ワイヤレスイヤホン、ソニーWF-SP900の本気レビュー!
どうも、ランブロガーのKENBOです。
前回、WF-SP900の発売前のスペック紹介をWS623との比較をしながら行いました。
そしてついに発売されたWF-SP900を購入して、数日ですが毎日ガッツリ使用してきましたので、そこで感じた良い所と悪い所を余す事なく本気でレビューしていきます。
- 装着感
- ボタン操作のしやすさ
- 音質
- 外音取り込みモード
- プレーヤーモードとBluetoothモードの切り替え
- プレーヤーモードの再生方法
- 音楽を転送する
- バッテリーの持ち具合
- 日常使いでも便利
- ケースはデメリットが多い
- おまけの開封動画
- ソニーWF-SP900の本気レビューのまとめメリットデメリット一覧
装着感
どんなに機能が良くても、装着感がしっくりこないと、どんなに高機能だろうがそれだけで使用しなくなるほど重要なポイントです。
完全ワイヤレスイヤホンなので左右独立型であり、尚且つプールや海でも使用できると謳っているため、しっかりと装着されないと外れてしまう可能性があります。
付属品が充実
イヤーピースが4種類とイヤーピースの取り付け方法が2パターンから選べ、アークサポーターと呼ばれるフィンも3種類から選べるため、全24パターンから選択できます。
色々組み合わせて自分に合うパターンを探した結果、私には右側がイヤーピースLを先端よりに取り付け、アークサポーターはM、左側はイヤーピースLを先端よりに取り付けアークサポーターはLで装着感が1番良かったです。
装着感を確かめる方法は、装着してから頭を振ってみたりするのもいいのですが、私が確認した方法は、装着して外側に引っ張ってみたときに、簡単に外れないかどうかで確かめました。
装着感が悪いと簡単に外れてしまうのですが、装着感が良いと引っ張っても外れにくいし、離したときに磁石見たく耳にくっつく感覚がありました。
しっかりとイヤーピースと取り付け位置、アークサポーターを選べば、最高の装着感が得られます。
そして、10kmのビルドアップ走をしてみたところ、ジョグペースからスピードをキロ4分ペースに上げても、全く外れる気配がなく最高の装着感でした。
軽量かつ有線からの解放
片側重量が7.3gしかないため、走ってるうちに徐々に装着している感じがなくなって違和感なく走れます。
完全ワイヤレスイヤホンのため、有線から解放されることが、ここまでストレスを軽減させてくれるのに驚きました、本当に楽です。
長時間の着用でも問題ない
長時間着用した時に耳が痛くならないかどうかは確認できてませんが、10kmで全く違和感がなかったので、問題なさそうです。
※痛くなるときは10kmでも痛くなってしまうので。
ボタン操作のしやすさ
走りながらの操作が容易にできるかどうかが重要かポイントになります。
私の場合、曲送りと曲戻しボタンをよく使うので使ってみた感想ですが、簡単に操作する事が出来ました。
クリックがしやすい
操作方法はこのようになっています。
走りながらの場合、すぐにどのボタンか分かる事と目的のボタンを押せるかどうかが難しいところですが、SP900は物理ボタンが左右それぞれに1つしかありませんので、間違えることはありません。
右側イヤホンのボタンを2回クリックで曲送り、3回クリックで曲戻しですが、これも問題なく行えました。
これはボタンの硬さが重要で固すぎると2回クリックすら容易に行えないものもありますが、SP900は固すぎず柔らかすぎずちょうど良い押し加減で操作しやすいです。
音量の上げ下げはやりづらい
音量を上げ下げは、本体を2回タップするという操作方法なのですが、これが非常にやりづらく、タップしても反応しない時があります。うまく操作できていないのか、反応が悪いのかは分かりませんが、何回も同じ操作をせざる終えないのは、ストレスを感じました。
あとタップした時に、耳がガサガサっと音がするのも非常に不快でした。
もう少し反応を良くして欲しかったです。
音質
私がそこまで音質にこだわる方では無いので、あまり参考にならないかもしれませんので、ご了承ください。
バランスがとれてるけど低音弱め
音質はさすがSONYといった非常に聴きやすくバランスがとれていました。
アプリで音質を変更することが可能ですので、自分の好きな音質にしたり、カスタムしたりする事も出来ます。
私が音質に求めるものは低音ですが、BOSEのような強い低音とまでは行かないものの、もう少し強めに鳴って欲しかったのが正直なところ。
ただ、アプリでカスタムできるのでそれなりに強くする事も可能です。
外音取り込みモード
走りながら音楽を聴くことは、危険な行為ですが、アンビエントモード(外音取り込みモード)がそれを可能にしてくれる素晴らしい機能です。
通常イヤホンで音楽を聴く場合は、環境音は遮断されてしまいます。
しかし、アンビエントモードにする事で環境音をマイクで拾い、それをイヤホンから流してくれます。
つまり音楽を聴きながらでも環境音を聴くことができるので、走りながら音楽を聴いても安心というわけです。
WS623から改善されている
この機能自体は、ウォークマンWS623にも搭載されていた機能で使用したことがあるのでWS623を基準に比較してみました。
アンビエントモードに切り替えると、サーっというノイズが聴こえてくるのですが、そのノイズがWS623に比べSP900の方が小さくなっていたのに驚きました。
音量の上げ過ぎ注意
1つ注意して欲しいのが、音量です。
音楽の音量を上げても、環境音は上がりません。
それ故に、爆音で聞けばいくらアンビエントモードだろうが環境音は聴こえなくなってしまうので、走るときはしっかりと環境音が聞き取れる音量設定にしましょう。
プレーヤーモードとBluetoothモードの切り替え
勝手に切り替わってしまう
音楽再生機器(スマホ等)のBluetoothがオフの状態ではプレーヤーモードになり、Bluetoothがオンの状態だと、Bluetoothモードになります。
ここが少し不便だったのですが、音楽再生機器側のBluetoothがオンの状態で、SP900をケースから取り出すと、初めはプレーヤーモードというアナウンスがあり、その後勝手にBluetoothモードに切り替わってしまいます。
Bluetoothモードメインで使用される方は便利ですが、私はプレーヤーモードメインで使用するため、勝手に切り替わってしまうのは残念です。
スマホ側のBluetoothをオフにしておけばいいのですが、常にガーミンのランニングウォッチと接続していたいため、オフに出来ません。
切り替え方法は簡単
しかし切り替え方法は簡単で、左側のボタンを3回クリックで簡単に切り替えることができます。
プレーヤーモードの再生方法
シャッフル再生
Bluetoothモードの場合は、音楽再生機器側で操作すれば、シャッフル再生可能です。
プレーヤーモードだと、アプリを利用する必要があります。
「music center」というアプリから、プレーヤーモードの操作が可能になります。
シャッフル再生やリピート再生も可能です。
これはThe Dash ProやGalaxy Gear IconXといった数ある音楽プレーヤー内蔵の完全ワイヤレスイヤホンでは、実はできなかった事なんです。
それがSP900ではアプリを利用する必要がありますが可能となっているのは、実は凄いことになんです。
もしシャッフル再生出来なかったら購入してませんでした。
音楽を転送する
パソコンに接続する
音楽を転送するにはパソコンと接続する事で行えます。
転送する方法は簡単で、SP900をケースに入れた状態でパソコンと接続し、SP900内の「MUSIC」というフォルダに入れるだけで完了です。
パソコンでの音楽の管理はiTunesを使用していますが、iTunesからMUSICフォルダにドラッグ&ドロップ出来ますし、スマホからiTunesで購入した曲も問題なく聴くことができました。
実際は3GBだけ
4GBのメモリーを搭載していますが、ファイルなどを含めての容量で、音楽自体は3GBほどしか使えません。
それでも、900曲ほど入れることができるので不便はないです。
パソコンからしか転送できない
あと残念なところは、パソコンが無いと曲が入れられない事です。
スマホから入れる事ができれば、もっと便利なのですが。
それとパソコンに接続するには付属のケーブルを使うのですが、これが何故か凄く短いです。
せめて0.5mあれば良かったのに。
バッテリーの持ち具合
フルマラソンで十分使える
さらにバッテリーケースで2〜3回ほど充電可能ですので、充電頻度が少なくて便利です。
発売日に購入してから毎日使用していますが、ケースをまだ1回も充電してません。
プレーヤーモードで6時間再生が可能なので、フルマラソンでしたらサブ6まででしたら使用できますので、ほとんどのランナーが使用できる稼働時間です。
ワイヤレス充電だと良かったのに
ただしケースの充電にはUSB Type-Cコネクタケーブルでの充電になります。
付属しているものの長さが短いし、iPhoneとの互換性もないため、ここまで最新機能の完全ワイヤレスイヤホンなら、ケースもワイヤレス充電出来ていたらもっと便利で使い勝手が良かったのにと思わざるおえないのが残念です。
日常使いでも便利
スポーツ用と謳っていますが、デザインが洗練されているので普段使いでも違和感なく着用できるのがいいですね。
遅延が少ない
SP900はYouTubeなどの動画を見るときの遅延が非常に少ないのが特徴です。
これはBluetoothではなくNFMI接続という新技術で可能となっています。
実際に動画を見てみても、全く違和感なく見ることが出来ました。
音飛びがない
Bluetoothイヤホンを使ってると1日に1回は音飛びが発生します。
いつもの事なので気にしなくなりました。
ところがSP900を使用してきて、音飛びはあったか振り返ってみると、今まで1度も発生していないことに気がつきました。
詳しくは分かりませんが、これもNFMI接続のおかげなのでしょう。
ゲームはほんの少し遅延を感じる
ただ、ゲーム(荒野行動)を行ってみたがほんの少しだけ遅延が生じていました。
出来ないことはないのですが、気になる人は気になってしまうかと思います。
私は気になってしまうので、ゲームは出来ませんでした。
ケースはデメリットが多い
持ちづらく滑りやすい
ケースは角が取れた丸い形をしているのですが、これが持っていて非常に滑りやすいんです。
※乾燥肌なので特に滑りやすい
大きさも重さもそこそこあるので、滑って落としてキズが付きそうで慎重になってしまいます。
片手で開けづらい
スマートな使い方として、ケースを片手でサッと開けてイヤホンをサッとしまえて、ケースの蓋を閉めて完了。
となれば使いやすいんですが、ケース自体に大きさや重さがあるため、片手での開け閉めは出来ません。
ポケットに入れられない
ケース自体が大きいので、ポケットに入れると明らかに不恰好になります。
その為、手ぶらで出掛けるのには向きません。
どうしても手ぶらで出掛けるときに使用したいのであれば、ケースから取り出して本体のみで使用しましょう。
防水じゃない
防水防塵を備えたイヤホンというのは、あくまでも本体の話であって、ケースは防水ではないので注意してください。
私が使用する上では、ケースが防水でなくても問題ないのですが、プールで使用する場合や海で使用する人にとっては気をつけた方がいいかもしれません。
ランニングで使用して汗で、イヤホン本体が濡れてる状態でケースにしまうのは、メーカー側が推奨していない為、故障の原因になりますので、こちらも注意が必要です。
おまけの開封動画
いわゆる開封の儀を動画にしたので載せておきます。
私の勝手なイメージかもしれませんが、SONY製品ははこの開け方が分かりづらい!
SP900もやはり開けづらかったので、参考にしていただけたら幸いです。
ソニーWF-SP900の本気レビューのまとめメリットデメリット一覧
ここまで私が感じたいい所と悪い所を述べさせてもらいました。
分かりやすく一覧でまとめたのがこちらです。
良い所(メリット)
・装着感がすごくいい(走っても外れない)
・有線のストレスから解放される
・曲送り曲戻しのボタン操作がしやすい
・外音取り込みモードが良くなってる
・プレーヤーモードでシャッフル再生出来る
・バッテリーの持ちがイヤホン単体で最大6時間でフルマラソンで使える
・Bluetoothモードの遅延が少ない
・Bluetoothモードの音飛びがしない
悪い所(デメリット)
・音量の上げ下げがしづらい
・低音が弱い
・プレーヤーモードからBluetoothモードに勝手に切り替わる
・音楽を入れるのにはパソコンが必要
・付属のケーブルが短い(交換可)
・ケースは開けづらい、持ちづらい、ポケットに入れられない、防水じゃない
以上が私が感じたSONY WF-SP900の本気レビューの結果になります。
良い所と悪い所が半々と言った結果になりましたが、悪い所は妥協できる点が多く、私にとってはいい所の効果の方が大きく感じました。
何よりSP900が気に入りましたので、今後とも使い続けていきます。
今回は短い間の使用感レビューとなりましたが、長期間の使用で感じたことや、フルマラソンで使用した時の感想などもレビューしていきますので、よろしくお願いします。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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