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新人が辞めるのは上司が悪い!新人は自分の子供だということを肝に銘じろ

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どーも、ブロガーのKENBOです。
 
私が働いていた会社では新人が全く定着しませんでした。
結構深刻な問題で繁忙期ともなると、仕事が回らないという状況。
 
「最近のゆとり世代は使えないな」とグチをこぼす上司に、ちょっと待った!
はっきり言おう、新人が使えないのではなく上司の教え方が下手くそなんだよ!と声を大にして言いたい。
 
新人は自分の子供であることを肝に銘じて愛情を注いでください。
 
どうすれば新人が定着するのかを私の体験談とともに紹介していきます。
 
 

新人が3人連続で辞める。しかも1週間

 
もともと私が派遣社員から正社員になったこともあり、新人派遣社員の教育を任されていました。
過去に新人を教えていた経験があったので自信がありました。
 
マンツーマンで教えるのですが、今回の新人は物覚えが悪い上に内気な性格で自分で率先して覚えようとしませんでした。
 
簡単なミスの連発で次第にイライラしてしまった私は「メモを取らないし、聞きもしないでヤル気はあるのか?」と怒り口調で注意した。
その後、新人は来なくなり辞めてしまいました。
 
周りの同僚からは「あの新人ダメそうだったから採用したこと自体が間違い」「お前のせいじゃないよ」と言ってくれました。
 
次に入ってきた新人は、私より年上。
しかし前の新人同様、物覚えが悪く中々仕事を覚えてくれなかった。
イライラしてしまい、一緒に休憩するだけでストレスが溜まっていた。
「何でこんな簡単なことも出来ないの?」と注意すると、次の日から来なくなった。
 
その後も一人辞めさせてしまい、連続で3人の新人を追い込んでしまった。
 
 

自分の過去と新人を比べてはいけない

 
新人が簡単な仕事をミスしたら、あなたはどうしますか?
もちろん注意しますよね。では何度もミスをしたらイライラします。
「こんなことも出来ないのか?」と怒るでしょう。
 
もしあなたが入社したときから優等生で何一つ失敗をして来なかったのなら、人の痛みがわからない人間だと同情します。
なぜなら失敗は宝ですから。
 
新人と自分を比較して「こんな簡単なことも出来ないのか?」ということに何の意味があるのでしょう。
 
だってそうでしょ?
あなたと新人は違う人間なのだから、得意不得意があって当然なんです。
そこでイライラしても、新人に恐怖心を植え付けてしまうだけで何も解決しません。
 
どうすればいいかと言うと答えは簡単。
教えてあげればいいんです。
 
 

新人は自分の子供だ!愛情をかけて育てる

 
子供が物覚えが悪かったら親はどうしますか?
出来ない事があったらどうしますか?
覚えられるまで出来るようになるまで教えてあげますよね?
 
そこには怒ったり注意したりすることもあるでしょう。
 
しかし「それで辞めてしまっては無意味なのでは?」と思うかもしれません。
 
大丈夫です。愛情をかけてあげればいいんです。
しかし愛情をかけると言っても他人は他人。
そう簡単にできることではありません。
 
私も自分の事ばかり考えていていました。
 
 

自分の評価を気にしてはいけない

 
なぜ仕事ができない新人にイライラしてしまうんだろと考えました。
 
教えるのが大変。
私は自分の仕事を行いつつ新人の面倒を見なくてはいけくて本当に大変でした。
仕事は進まないし新人は覚えないしで思うように動けませんでした。
 
上司からの評価。
人員確保も楽ではありません。上司からは新人を定着させるよう優しく教えてあげくれ。
と言われ上司からよく思われようと頑張っていました。
 
この2つの例を見てどう思いますか?
 
残念なことに新人のために考えていることが全くないんです。
自分の都合ばかりを押しつけている以上、新人に愛情なんて全くありませんでした。
 
子供のように愛情をかけるということを真剣に考えました。
 
 

愛情をかけるということはどういうことなのか。

 
新人の為を思い行動することが一番大事です。
簡単な仕事でもミスをするようなら、丁寧な教え方に変えてみましょう。
メモを取らないなら「メモを取れば、復習出来るよ」と声をかけるのもいいでしょう。
 
内気で言葉数が少なく仲間の輪に入れないようなら、声をかけて輪の中に入れてあげましょう。
話を聞くことで意外な発見があるかもしれません。
 
でも「ここまですると自分が疲れる。さすがに甘やかしすぎだ。」と思うかもしれません。
 
再び言わせていただきます「新人は自分の子供です。」
 
 

自分にもメリットがあります。

 
私はこう考えます。
新人に教えているのでは無い。私が新人に教えてもらっているんだということです。
 
分かりやすく伝える技術や小さなミスでも許せる心の在り方。
新人を育てるということは並大抵のことではありません。
しかしそれができるようになるという事は、あなたの人としての価値を高めることになるのです。
 
仕事内容や技術は教え方マニュアルがあるでしょう。
しかし人を認める心の在り方は教えられて得るものではありません。
それを新人に教えてもらっているんだということです。
ありがたいと思いませんか?
 
 

まとめ

 
いかかでしたでしょうか。
自分の損得ばかり考えていては、新人は育ちません。
新人の身になって親身に考え教えてあげましょう。
「出来ないからダメだ」と突き放すのではなく「出来るためにはどうしたらいいだろう?」と考えましょう。
 
決して見返りは求めてはいけません。
しかし新人から自分から教わって良かったと言われた時にはこの上ない喜びでした。
そしてこちらこそありがとうという気持ちで一杯でした。
 
 
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